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代表取締役 社長執行役員葉山 誠

株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

2026年3月期の業績につきましては、売上高219億円、営業利益16億円、前年同期比で減収減益という結果となりました。
そうした中でも、成長領域に位置付けるデータ連携ビジネス※は、「HULFT Square」をドライバーに拡大し、その結果、データ連携ビジネス売上比率は58.2%(前年同期比5.6ポイント増加)まで進展いたしました。中期で取り組んでいるシステム受託型から自社製品サービス提供型への事業構造の変革は、着実に進んでおります。

現在、生成AIや自律型AIシステムの台頭により、ビジネス環境は大きな転換期を迎えています。企業ごと、部門ごと、個人ごとの業務に最適化されたツールが瞬時に生成されるようになります。その一方で、データやシステム間の協調が分断されやすくなるため、セキュリティとガバナンスを含めた統制が新たな課題として指摘されています。この解決には、AIが生み出す多様な情報の流れを適切につなぎ、全体を統制する仕組みが不可欠となっています。

こうした環境の変化は、私たちセゾンテクノロジーの存在価値をより明確にしました。長年培ってきたデータ連携技術とセキュアな情報基盤の構築力は、まさに新しい時代に求められるものです。AI活用が加速する時代において「業務を止めることなく、安全に企業のデータ活用を支える」というお客様の真の課題解決につながると確信しています。

また、私たちはシリコンバレーを拠点にするDNX VenturesへのLP出資を通じて、AI領域における先進的なスタートアップ企業との戦略的連携を推進しています。これにより、グローバルな先端技術の知見を私たちのプロダクト・ソリューションに取り込んでまいります。

「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」というミッションのもと、業務とデータをつなぎ続ける基盤を担う企業として、お客様とともに新しい価値を創造してまいります。

皆さまにおかれましては、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

※データ連携ビジネスとは、当社の成長領域であるHULFT事業とデータプラットフォーム事業をまとめたもの。

業績ハイライト

通期の
ポイント

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システム受託事業におけるシステム開発案件の減少等により減収
他方、成長領域と位置付けるデータプラットフォーム事業は売上拡大

▶︎

売上高の減少及び受注損失引当金の計上等により減益

売上高

単位:百万円

営業利益

単位:百万円

経常利益

単位:百万円

親会社株主に帰属する当期純利益

単位:百万円

配当金

単位:円

【配当方針】

  1. DOE(自己資本配当率)10%を目安とする
  2. 自己資本比率50%~75%を維持し、最適資本構成を目指す
  3. 通期見通しの約1/2を中間配当とする
  • DOE
  • 10.1%
  • 10.2%
  • 10.3%
  • 10.5%
    (予想)