PRONEXUS HISTORY vol.2 プロネクサスの歩み

お客様の課題を解決するために、変化・成長してきた当社の歴史

創業以来、私たちは品質維持とセキュリティの徹底をベースにお客様との信頼関係を構築し、お客様のご要望に応えることで事業を営んでまいりました。
2030年の創業100年に向けて、お客様の期待に応えるために変化し、成長してきた当社の歴史をシリーズで辿ります。

1930年
お客様からの信頼と品質・専門性のこだわり
株券印刷専業会社
としての創業

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1940年代~
1970年代
お客様との強固な信頼関係構築
株券印刷のリーディング
カンパニーへ
1970年代~1980年代
商法改正によるお客様ニーズの変化
ディスクロージャービジネスへの
転換
1990年代~2000年代
IT革命と金融ビッグバン
デジタル・グローバル化への対応
2010年~
お客様ニーズの多様化・アフターコロナ
さらなる事業領域の拡大
当社の前身「亜細亜商会」(現在の中央区銀座)
本社事務所・工場旧社屋(現・虎ノ門ヒルズ建設地)
プロネクサス台湾

1947年、当社は亜細亜商会を株式会社に改組し、商号を「亜細亜証券印刷株式会社」に改めました。当時の日本はGHQの占領下に置かれ、経済民主化政策の一環として独占禁止法を制定し、各財閥が保有していた企業の株式が次々に公開される等、1950年にかけて当社には株式印刷の大量注文が相次ぎました。

当社がこの分野で差別化を図るために力を入れたのが、技術力の向上です。中でも1957年に導入したザンメル印刷方式は、一つの版面から多色印刷ができ、通常の印刷方式では実現できない偽造防止技術でした。当時は偽造株券が多く出回っていて、各証券取引所は偽造防止策を講じた適格株券の様式を指定。1963年、当社は上場会社の適格株券が印刷できる数少ない会社として、各証券取引所から承認を得ることができました。

このように技術力を着実に高めた当社は、株券・証券印刷分野においてリーディングカンパニーの地位を確固たるものとしました。現在も当社が実施している品質やセキュリティに関する取り組みには、この時期以来、受け継いできた社会的責任に対する意識や教訓が反映されています。

ザンメル印刷方式による偽造防止技術を使用した当社株券
ザンメル印刷機