証券コード: 6770

NO.184
ALPS ALPINE
REPORT

2025年11月29日

人の感性に
寄り添う
テクノロジーで
未来をつくる

私たちが目指すのは、
人の感性とものがシームレスにつながる世界。
期待を超えるイノベーションを生み出し、
持続可能な社会をつくります。

トップメッセージ TOP MESSAGE

人と技術の力で、新たな価値創造へ。
ー 成長分野への集中と人的資本の強化 ー

代表取締役 社長 CEO
泉 英男

皆様へ


平素より格別のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

世界経済は依然として不透明感が強く、地政学リスクの高まりや関税・サプライチェーン再編、半導体・EV市場の変動など、当社を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした中、2024年度に開始した経営構造改革から1年半が経過し、「選択と集中」を軸とした事業ポートフォリオの再構築と成長分野への資本再配分を着実に進めています。

ノンコア・不採算事業の整理を進める一方で、センシング、モビリティといった成長領域へ資本を集中させ、事業ポートフォリオの進化を図っています。これらは「人の感性に寄り添うテクノロジーで未来をつくる」という当社ビジョンを体現する中核領域であり、今後の収益ドライバーとして位置づけています。モビリティ事業では、車室空間のデジタル化を背景に、SDV時代への転換を図るためにソフトウェアビジネスへの転換を加速。自動車産業の変革を新たな事業機会と捉えています。センサー・コミュニケーション事業では、AIやエッジ処理技術を活用した高付加価値化を進め、社会のスマート化で必然性の高まるヒューマンアシストやロボティクス市場など新たな需要にも挑戦していきます。さらにコンポーネント事業では、開発並びに生産体制の再構築と品質改革により、安定収益基盤領域の拡大を目指しています。

同時に、「人財活用こそ最大の武器」との考えのもと、人的投資を中期戦略の柱に据えています。構造改革や技術革新の成果は、社員一人ひとりの知恵と行動によって生み出されるものです。教育体系や人事制度を見直し、デジタルスキル研修やグローバルリーダー育成、専門職研修を強化しています。社員が自ら学び、挑戦し、成果を創出する循環を経営の中心に据え、人的資本の蓄積を競争力と企業価値の源泉としてまいります。

これらの取り組みを通じ、当社は2026年度でPBR1倍以上、2027年度でROE10%の達成を目標に掲げています。財務資本と人的資本の両輪で持続的な成長を実現し、未来にわたり社会とともに歩む企業を目指します。株主の皆様には、引き続き変わらぬご理解と温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

事業の概況と見通し BUSINESS OVERVIEW

財務ハイライト

売上高

単位:億円

営業利益/営業利益率

単位:億円

(%)

経常利益

単位:億円

1株当たり中間純利益

単位:円

配当金推移

(単位:円)
  • 中間
  • 期末

事業別概況

売上高
構成比率

(5,057億円)

コンポーネント事業

増収増益

売上高は、スマートフォン、ゲーム機器向け部品の需要拡大により増加しました。営業利益は、円高により押し下げ等あったものの、売上増加が寄与し前年同期比で増加しました。

  • 売上高 1,891億円
  • 営業利益 178億円

売上高の推移

単位:億円

営業利益

単位:億円

センサー・コミュニケーション事業

減収減益

売上高は、スマートフォン向け小型フォトプリンターの需要が旺盛で売上に寄与した一方、車載製品の新モデル切り替えによる開発費負担と事業譲渡がマイナス影響となり減少しました。
営業利益は、売り上げ減に加え変動費の上昇などにより前年同期比で減少しました。

  • 売上高 421億円
  • 営業損失 29億円

売上高の推移

単位:億円

営業利益

単位:億円

モビリティ事業

増収増益

売上高は、中国市場回復と新製品発売などで増加しました。
営業利益は、売上増に加え、コスト改善や特別費用の減少により前年同期比で増加しました。

  • 売上高 2,645億円
  • 営業利益 57億円

売上高の推移

単位:億円

営業利益

単位:億円

2026年3月期の見通し

売上高9,750億円(前期比 1.6%減)

営業利益320億円(前期比 6.2%減)

経常利益360億円(前期比 17.9%増)

親会社株主に帰属する当期純利益170億円(前期比 55.1%減)

想定為替レート1米ドル=145円、
1ユーロ=169円、
1人民元=20円

1株当たりの配当金30円(中間)
30円(期末)

特集 株主・投資家の皆様との対話

当社は、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に向けて、株主・投資家の皆様との建設的な対話を経営層を含め実施しております。
主な活動や対話内容に関しご紹介します。

1.主な活動

株主総会

年一回定時株主総会、必要に応じて臨時株主総会を実施

決算説明会

四半期ごとに説明会を実施

中期経営計画説明会

中期経営計画、各事業セグメントの戦略、進捗等についての説明会を実施

機関投資家・アナリストとの個別面談

年間を通して、国内外の機関投資家や、アナリストと四半期毎に面談を実施しています。

株主向け
個別ミーティング

当社の株主と経営層含め、定期的に面談を実施し、意見交換を行っています。いただいた意見等は取締役に報告しています。

証券会社主催
カンファレンス

海外機関投資家を中心に集中的な個別面談を実施しています。

IR情報開示

法定文書に加え、決算説明会の資料・映像、統合報告書、コーポレート・ガバナンス報告書、FACTBOOKをウェブサイトで開示しています。

2.個人投資家向けページオープン

7月に当社ウェブサイトに個人投資家の皆様へ向けたページをオープンしました。
5分で読める「早わかりアルプスアルパイン」では、当社をわかりやすくご紹介しています。ぜひご覧ください。

3.投資家の皆様からいただく声

代表取締役 専務執行役員
COO 兼 CFO
小平 哲

中期経営計画2027

Q

中期経営計画の基盤は、経営構造改革期間を経てできたものか。

A

もともとコスト構造改革と新事業ポートフォリオ改革のベクトルを変えるために、2024年度は経営構造改革として第二次中期経営計画を一度やめました。
コスト構造改革を進めることで300億円の確保を達成し、各海外拠点のコスト削減も進めています。2025年度より、中期経営計画の3か年計画を開始し、コスト構造を拠点再編含めつなげている状況で、形としてしあがってきています。

Q

中期経営計画2027で一番重視しているKPIは?

A

ROEを重視しています。売上高や営業利益の規模ではなく、資本効率を改善することに重きを置いています。

執行役員
ESG/法務本部長
桐生 真弓

環境

Q

再生可能エネルギーの利用に関する状況はどうなっているか。

A

再生可能エネルギーの利用は、証書を購入する形で進めています。これにはお客様からの要求もあり、そのニーズを満たすために積極的に導入しています。 

ガバナンス

Q

マネジメントボードからモニタリングボードへの移行に関して、どういう状況か。

A

ガバナンス体制強化については取締役会に執行役員全員の出席となるよう見直しました。取締役会のモニタリングの強化を図っています。また、取締役会及び執行役員会への付議基準の見直しを行い、執行と監督の分離を徹底することで改善を進めています。

人財戦略推進室
人財戦略シニアスペシャリスト
池松 裕史

人財戦略

Q

男性の育児休業促進についての取り組みを教えてほしい。

A

多様性を意識し、女性やシニア、障がい者の活躍も推進していく中で育児休業への理解が浸透してきています。
今後さらに質を高めて、一か月以上のしっかりした育児休業を推奨していく方向でさらなる取り組みを進めます。

Q

女性管理職比率向上に関する取り組みを知りたい。

A

女性の上級職がとても少なく育成を強化すると同時に、管理職が魅力的に見える処遇の改善をしています。
新卒採用でも女性採用比率を高めていますが、まだ足りていないのが実態です。
社員全体が活き活きと自分らしさを発揮し組織貢献をし、評価につながる活動を進化させている状況です。

コーポレートコミュニケーション部
部長
鈴木 睦

その他

Q

生成AIの活用に関して教えてほしい。

A

当社では安全に生成AIを活用できるMS Copilot/AWS等のAI開発・活用環境を導入しています。
加えて、生成AIコミュニティー及びAI活用交流会などで現場でのAI活用促進を推進しています。

Q

バーチャルオンリー株主総会を実施しないのか。今後実施する予定はあるか。

A

現在、法律の改正により実際の会場を設けずインターネット上のみで株主総会を開催する、いわゆるバーチャルオンリー株主総会が開催できるようになりました。しかしながら、当社においては、株主様との対面による対話を重視するという観点から、現在のところバーチャルオンリー株主総会の実施は時期尚早と考えています。毎年、総会翌日より9月末まで株主総会のオンデマンド配信を行っております。

2025年度も、株主・投資家様と
建設的な対話をし
企業価値向上に
取り組んでいきます。

News@ALPS ALPINE

7月

展示会

ものづくりワールド(ヘルスケア・医療機器開発展)

COMNEXT
第3回次世代通信技術&ソリューション展

TECHNO-FRONTIER第43回モーター技術展

展示品 Pick Up

データセンター需要にも期待!

光通信/LiDAR用非球面レンズ

20年以上の実績を誇るアルプスアルパインの非球面レンズは高結合の特長を生かして、長距離通信を高品質に保ち、大陸間中継器から都市間通信、基地局、家庭まで対応しています。

8月

9月

展示会

SENSOR EXPO JAPAN2025

国際物流総合展2025
第4回INNOVATION EXPO

展示品 Pick Up

当社の成長投資の一つ、
センサー領域のバラエティをご紹介

マルチユース
ミリ波レーダーセンサー

本製品は優れた堅牢構造と耐環境性を誇り、様々なシーンで活躍します。反射の弱い物体を透過して検知し、対象者とセンサーが離れていてもセンシングが可能です。そのため天井裏等に設置することで、離れた位置から対象者を見守ることができます。車室内の乗員検知などでニーズが増えています。

※本製品はIDEC ALPS Technologies㈱の開発品となります。

1A1M-1A21/1D21 高感度モデル 1A1M-1A41/1D41

10月

11月

12月

7月 8月 9月 10月 11月 12月
展示会出展情報 展示会

ものづくりワールド(ヘルスケア・医療機器開発展)

COMNEXT
第3回次世代通信技術&ソリューション展

TECHNO-FRONTIER第43回モーター技術展

展示品 Pick Up

データセンター需要にも期待!

光通信/LiDAR用非球面レンズ

20年以上の実績を誇るアルプスアルパインの非球面レンズは高結合の特長を生かして、長距離通信を高品質に保ち、大陸間中継器から都市間通信、基地局、家庭まで対応しています。

展示会

SENSOR EXPO JAPAN2025

国際物流総合展2025
第4回INNOVATION EXPO

展示品 Pick Up

当社の成長投資の一つ、
センサー領域のバラエティをご紹介

マルチユース
ミリ波レーダーセンサー

本製品は優れた堅牢構造と耐環境性を誇り、様々なシーンで活躍します。反射の弱い物体を透過して検知し、対象者とセンサーが離れていてもセンシングが可能です。そのため天井裏等に設置することで、離れた位置から対象者を見守ることができます。車室内の乗員検知などでニーズが増えています。

※本製品はIDEC ALPS Technologies㈱の開発品となります。

1A1M-1A21/1D21 高感度モデル 1A1M-1A41/1D41
展示会

H.C.R2025
第52回国際福祉機器展&フォーラム

第17回視覚障碍者向け総合イベント
「サイトワールド2025」

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