業績・財務ハイライト
PERFORMANCE
FINANCIAL HIGHLIGHTS
連結損益計算書(P/L)の概要(単位:百万円)
第2四半期 通期
売上高
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益
連結賃借対照表(B/S)の概要(単位:百万円)
資産の部
負債・純資産の部
連結キャッシュ・フロー(C/F)計算書の概要(単位:百万円)
- B/S
- 純資産合計は、前連結会計年度に比べ1,093百万円増加し、20,633百万円(同5.6%増)、総資産合計は、前連結会計年度に比べ6,568百万円増加し、59,628百万円(同12.3%増)となりました。
主な変動要因として、有形固定資産が1,497百万円、のれんが5,182百万円、それぞれ増加したこと等により、固定資産が前連結会計年度に比べ6,827百万円増加し、18,446百万円(同58.8%増)となったこと、また、短期借入金が4,326百万円増加したこと等により、流動負債が、前連結会計年度に比べ4,734百万円増加し、32,320百万円(同17.2%増)となったこと等によるものです。
- C/F
- 当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、5,688百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,083百万円の減少となりました。
主な変動要因は、税金等調整前四半期純利益の計上により増加した一方で、法人税等の支払、未払金・未払費用の減少により減少したことにより営業活動によるキャッシュ・フローが減少したこと、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出により、投資活動によるキャッシュ・フローが減少したこと等によるものです。
セグメント別の業績
建材事業本部 Construction Supply Division
建設資材関連分野、再生可能エネルギー資材分野、断熱資材関連分野の売上が堅調に推移しました。連結子会社化した新エネルギー流通システム株式会社、岩水開発株式会社の貢献ほか、住宅資材関連分野は減収なるも利益へと貢献し、建材セグメントは増収増益となりました。
売上高
セグメント営業利益
産業資材事業本部 Industrial Materials Division
繊維関連資材分野は、アパレル関連の需要が低迷し減収となりましたが、樹脂関連資材分野は、成型加工品の受注が拡大したことにより売上高が増加しました。また、株式会社信防エディックスの連結子会社化も伴い増収増益となりました。
売上高
セグメント営業利益
電子・デバイス事業本部 Electronic Devices Division
2023年度上半期は、コロナ後の消費動向の変化に伴い、電子機器関連市場が世界的に減速したことに加えて、市場全体に部品在庫が積み上がった影響を大きく受け、減収減益となりました。
売上高
セグメント営業利益
中期経営計画 サステナV(バリュー)
2024年3月期~2026年3月期
MEDIUM-TERM
MANAGEMENT PLAN
2024年3月期より、中期経営計画「サステナV(バリュー)」がスタートいたしました。サステナVでは、政府の掲げる2050年「カーボンニュートラル社会の実現」に向けて変化する市場の成長機会を捉えた戦略の組み立てによる価値創造を通じ、サステナ社会への適応と持続的成長を同時実現することを目指しております。
- 売上高
-
1,000億円
(建材600億円)
(産業資材200億円)
(電子・デバイス200億円)
- 営業利益
-
23億円
- 親会社株主に帰属する当期純利益
-
17億円
- 戦略的投資枠
-
100億円超
*2022年3月期~2026年3月期までの5年間の合計
- ROE
-
8%以上
- ROIC
-
6%以上
- 総還元性向
-
50%
- 政策保有株式の縮減
-
純資産比率10.0%未満
(2024年3月期末時点)
トピックス TOPICS
岩水開発株式会社を子会社化
2023年6月、当社は岡山県に本社を置く、岩水開発株式会社を子会社化しました。同社は地盤改良分野において、岡山県をはじめとする中四国地方でリーディングカンパニーの地位を確立している企業であり、高い専門性を持ちます。その開発力、設計力、工程管理力、品質管理能力は、建設現場の全体的な効率性の向上、すなわち省力化に貢献しております。
引き続き、当社建材事業とのシナジーを追求し、更なる成長を目指してまいります。
岩水開発株式会社 TVCM
iTak (International) Limited 設立30周年
当社グループ会社のiTak (International) Limitedが設立30周年を迎えました。
香港で、1993年に設立されたiTak (International) Limitedは、今ではアジア地域をベースに子会社7社を含め11拠点を有し、当社電子・デバイスセグメントの中心となり、アジアで面展開で事業を行っております。また、商社機能だけではなく、タイ、ベトナムには自社工場をも有し、メーカーとしての機能も持っております。
多国籍企業集団であるiTakグループは、「One iTak」として各拠点が強く連携することで1つの事業体としてアクティブに活動し、アジア主要各国をカバーしております。
【iTakグループ30年の歴史】
-
1993年
10月
TAK (Hong Kong) Limited (現 iTak (International) Limited) 設立
-
2003年
8月
TAK ELECTRONICS (Shanghai) Limited (現 iTak International (Shanghai) Limited) 設立
-
2008年
2月
iTak International (Thailand) Limited 設立
-
2010年
1月
iTak Technology (Shenzhen) Limited 現(iTak International (Shenzhen) Limited)設立
-
2017年
5月
iTak International (Vietnam) Co., Ltd 設立
-
2017年
10月
iTak International (Malaysia) Sdn. Bhd. 設立
-
2017年
12月
iTak International (Thailand) Limitedがチョンブリに巻線部品工場とEMS工場を設立
-
2020年
4月
アイタックインターナショナルジャパン株式会社 設立