株主の皆様へ
第79期 報告書

2025年4月1日から2026年3月31日まで

トップメッセージ TOP MESSAGE

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
 当社グループの関連するプラント業界は、原材料価格の高騰や人件費の上昇、現場や管理部門等におけるAI導入等のデジタル化、並びに米国の通商政策や地政学リスクによる影響等の懸念や課題を引続き抱えております。
 一方で、脱炭素社会の実現に向けた環境対応設備への投資や半導体関連プラント建設工事への投資など、設備投資の動きは堅調に推移いたしました。
 このような事業環境の下、当社グループは2030年頃をマイルストーンとする「中長期の展望」の実現に向け、『第5次中期経営計画』で掲げた基本方針に基づき各施策を着実に実行し、TAKADAグループの持続的成長と中長期的な企業価値向上に向けた戦略を推進してまいりました。
 プラント事業においては、当期は、建設工事の工事量を確保することで売上高の増加を図り、国内プラントの大型建設工事を中心に対応してまいりました。また、保全工事は、国内化学プラント及び石油・天然ガスプラントの定期修理工事が少なくなる閑散期でありましたが、顧客設備の稼働維持に伴う需要に支えられ、堅調に推移いたしました。
 装置事業においては、当期は、光電融合及び車載センサー分野における需要拡大や顧客の多様なニーズに対応すべく、新規市場や顧客の声の獲得に向け取り組むとともに、展示会出展やパートナー企業との連携強化を通じて、装置事業の認知度向上と新規顧客の獲得を図り、持続的な成長に向けて取り組んでまいりました。
 当期の業績につきましては、下記の業績の推移をご参照ください。
 このような状況の中、当社は2025年9月26日に創業85周年を迎えることができました。これもひとえに株主様をはじめ取引先、地域の皆様等のステークホルダーの皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申しあげます。
 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役社長 髙田 寿一郎 代表取締役社長 
髙田 寿一郎

業績の推移 FINANCIAL HIGHLIGHTS

連結売上高

単位:百万円

  • 連結売上高:通期
  • 連結売上高:中間期

連結営業利益

単位:百万円

  • 連結営業利益:通期
  • 連結営業利益:中間期

連結経常利益

単位:百万円

  • 連結経常利益:通期
  • 連結経常利益:中間期

親会社株主に帰属する当期純利益

単位:百万円

  • 親会社株主に帰属する当期純利益:通期
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:中間期

工事種別受注工事高・完成工事高(個別)

第79期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)

中期経営計画 M-TERM MANAGEMENT PLAN

第5次中期経営計画(2022年度~2026年度)

~新しいTAKADAの成長に向けた挑戦のはじまり~

基 本 方 針

「成長する産業分野での拡大」・「既存事業の維持・拡大」を軸に、
付加価値・生産性の向上を図り、事業構造変革を強力に推進する

一人ひとりが新しい仕事・やり方に挑戦し、レベルアップをすることで、
現要員体制での生産・利益の拡大を目指す!

第5次中期経営計画施策一覧

  1. Ⅰ.

    SDGs(持続可能な開発目標)への取組み

    1. 1.

      SDGsへの取組み方針の策定

      持続的な企業価値向上と安定成長を達成するための活動を実施

    人権

    社員を始めとするステークホルダーのすべてが、
    健康でいきいき働く環境づくりを目指す

    社会
    経済

    事業基盤の更なる強化とイノベーションの創出により
    社会の発展に貢献する

    環境

    自然環境への負荷を低減させる活動を
    地域と連携して推進する

    共通目標

    TAKADAは『脱炭素社会』『循環型経済』の実現に向けて、
    積極的にチャレンジします!!

  2. Ⅱ.

    挑戦をリスペクトする組織への変革

    1. 2.

      人を活かせる人事制度の実現

      組織を活性化させる人事制度の抜本的見直し

    2. 3.

      働き方改革の推進

      『働き方改革推進プロジェクト』を活用した全社一体となった活動の継続・強化

    3. 4.

      新しい『2040みらいプロジェクト』活動の始動

      若手・中堅社員で構成する『組織活性化委員会』の設置

    「2040みらいプロジェクト」の詳細はこちら>>

  3. Ⅲ.

    “設備技術産業の雄”への挑戦

    1. 5.

      サプライチェーン強化・拡大

      パートナー企業との持続可能なサプライチェーンの構築

    2. 6.

      ICT推進による生産性向上・競争力強化

      『ICT推進部』の機能拡充を図るため『DX推進部』としてリ・スタート

    3. 7.

      外部環境動向への対応

      『企画会議』 (※)の拡大・活性化 ※各企画部門(経営・技術・営業)で、外部環境動向等の情報共有を実施

    4. 8.

      グループ内人材交流の促進

      国内・海外子会社も含めたグループ内人材交流の促進

    5. 9.

      プラント事業強化のための新規事業の開発

      外部とのM&A、アライアンスなどを通じた新規事業開発の促進

  4. Ⅳ.

    新しい事業領域への挑戦

    1. 10.

      新規事業開発プロセスの強化

      持続的な新規事業開発を担保するプロセス、 基準等の仕組みの明確化

    2. 11.

      外部との連携による新規事業開発の加速

      外部団体との連携による新規事業開発の
      基盤づくりの実施

    TAKADAの未来の事業の可能性を表現した「2040みらいビジョン」

    中期経営計画の詳細はこちら>>

中長期の展望 ~新たなステージでのTAKADAの成長~ MEDIUM-TO-LONG-TERM VISION

 当社は、2040年の創業100周年に向け、第5次中期経営計画(2022年度~2026年度)を遂行しておりますが、2024年2月に優先株式の処理が全て完了し、再建が完了したことにより、新たな成長フェーズへと移行しております。
 このような中、次期中期経営計画を見据え、創業100周年に向けて2030年頃をマイルストーンとした「中長期の展望」を策定いたしました。
 今後も第5次中期経営計画にて掲げた基本方針の下、各種施策を着実に実行することで、TAKADAグループの持続的成長と中長期的な企業価値向上の実現に向けた戦略を推進してまいります。

1.成長に向けた実行策のイメージ

2.実現に向けた取組み

事業戦略
  • 人事戦略の見直し、技術力向上によるプラント事業の再構築
  • 日揮株式会社との連携協定を軸としたEPC事業強化の加速
  • 外部リソース、ノウハウなどを活用した装置・診断事業の成長
資本戦略
  • 財務体質の強化
  • 安定的な株主還元と最適な成長投資(人的資本投資含む)
  • “投資”と“還元”の最適バランス確保
経営基盤
  • 経営管理システムの刷新による経営効率、組織効率の向上
  • DXの推進による業務効率化

3.経営数値目標

2030年頃/連結
業績目標 売上高 700億円
営業利益(利益率) 35億円(5.0%水準)
経営指標目標 自己資本当期純利益率(ROE) 10.0%水準
配当性向 30.0%水準

中長期の展望はこちら>>

トピックス TOPICS

第70回記念 全国溶接技術競技会 最優秀賞を受賞

 2025年10月5日に開催された「第70回記念 全国溶接技術競技会 北陸地区富山県大会」において当社の溶接士が「溶接日本一」の栄誉たる最優秀賞に輝きました。

【被覆アークの部】 井上 裕貴
※2022年「第67回 全国溶接技術競技会東北地区青森大会」での被覆アークの部 小林 和樹に続いて二人目

 当社は今後もお客様に高度な技能をご提供するべく、溶接技術の向上・技能伝承に努めてまいります。

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全国溶接技術競技会には、当社社員3名が出場
(写真左端が井上さん)

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創業85周年記念事業 ~KOKURA DANCE STATION へ協賛~

 当社の創業85周年及び「たかだ基金」設立30周年の記念事業として、西日本旅客鉄道株式会社と北九州市が連携して整備された「KOKURA DANCE STATION」(JR小倉駅 新幹線口1階)の開設に協賛いたしました。
  本プロジェクトは、「日本一若者を応援するまち」を目指す北九州市とJR西日本の連携により、若者文化と親和性の高いダンスの練習や多様なイベントの開催が可能な場を、北九州市の玄関口である小倉駅に整備することで、若者の活動を応援すると同時に、駅周辺の賑わい創出や地域活性化を図るものです。
 当社はこのような趣旨に賛同し、協賛を行いました。

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